■今年度の研修会は開催しないことを決定しました(2023/7/25)
■ 【重要】 申し込み締め切り日の変更(2023/7/9)
■ 研修会スケジュール及び申し込みフォーム 公開 (2023/5/8)
■ 研修会のスケジュール・担当講師の決定(近日公開予定) (2023/5/1)
■ 募集期間 5月中旬~8月11日(金) もうしばらくお待ちください (2023/5/2)
本研究会は、理学療法士の研鑽をアシストすることを通して理学療法の発展に貢献するために福井大学、富山大学および金沢大学(以下、3大学とする)に所属する理学療法士を中心に2022年9月に組織されました。3大学はそれぞれ附属病院を有し、専門理学療法士、認定理学療法士に加えて博士号、修士号を持つ理学療法士が多数所属しており、福井県、富山県および石川県において急性期理学療法の中心的な役割を担ってきました。また、金沢大学は1979年に日本で最初の文部科学省管轄の理学療法士養成課程が設置された大学であり、これまで多くの理学療法士を輩出し、充実した大学院教育を行っています。
本研究会の活動の大きな柱は2つあります。1つは、認定理学療法士の教育機関として日本理学療法士協会の定める臨床認定カリキュラに基づいた講習会を開催することです。これは、日本理学療法学会連合に所属する学会の協賛のもと、3大学に所属する理学療法士を中心に当該学会より専門の講師を派遣していただき質の高い講習会を開催するものです。もう一つの柱は、地理的、文化的に比較的近い関係にある3大学が協力して急性期理学療法のエビデンスを集積し、発信することです。これは、理学療法評価および治療の標準化に直結する重要な仕事であると考えます。以上2つの柱となる仕事を遂行することで、北陸地区だけではなく全国の理学療法の質の向上に貢献したいと考えております。
次回の開催内容が確定しましたら、ここにUPします
問い合わせ先 :mkubota●staff.kanazawa-u.ac.jp 金沢大学・久保田 (●→@)
私は、1979年に1期生として金沢大学に入学し理学療法士となり、臨床業務を経た後、母校で後進の育成に当っております。金沢大学は教員と大学病院の先生方との距離も近く、一部の教員は大学病院での臨床業務にも従事しています。私も助手(現在の助教)、講師時代には毎日半日の臨床業務を行っておりました。こうした背景のもと、今回、我々教員と大学病院を中心とした先生方と会を組織できることを非常にうれしく思います。理学療法士として臨床能力を高めることは重要なことであります。この手段の一つとして日本理学療法士協会の生涯学習システムがあります。認定理学療法士の教育機関として学会の協賛を得て質の高い研修会を是非とも開催し、多くの理学療法士の臨床能力の向上に貢献できればと思います。また、3大学が協力して急性期理学療法のエビデンスを集積し、発信し、理学療法評価および治療の標準化に貢献できればと思います。それぞれの大学病院で得意とする疾患に関して中心的に関与していただき、理学療法の発展に寄与していただきたいと考えております。以上の仕事は、私の理学療法士としての仕事の集大成の一つと位置付けております。関係の皆様方の御協力を是非とも賜りますようお願い申し上げます。